世界の中心でマイを叫んだけども

06,02,12公開ー
日記とか、感想とか、考察とか。
ぼそぼそとつぶやくようにもなりました。http://twitter.com/Kuro_ino
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管理人が体験した東日本大震災 2011.3.11 17:10〜
※このシリーズは、当ブログの管理人が東日本大震災に遭遇した際の行動と、
 そのときに考えていたことを出来るだけ詳細に、なおかつ率直に書き綴っていくものです。

 当時の震災をミクロな観点で、ありのままに書き綴っていくため、
 意味が分かりづらかったり、嫌悪したくなるような描写もたびたび登場するかと思います。
 
 物語のようにテーマ性があるワケでも整合性があるワケでも勧善懲悪というワケでもないので、
 その点だけはご了承いただければと思います。


P1090523.JPG
東口に戻り、地上部の周辺写真をいくつか撮影したところで、私は再びタクシープールに向かった。
そこで、先ほどまでは見かけなかったモノを発見する。

(ん、TBCだ)
P1090524.JPG
地元テレビ局の移動中継車が数台、鎮座していた。

(撮影リハーサルか、それとも撮影開始してるか?
 津波情報に併せて、各地からの中継も開始したってことなのかな?)

テキトーにそんなことを考えてたところでふと思いつき、ワンセグを起動する。
チャンネルをTBCに合わせると、津波の映像を出したり、
各地からの現在の状況を中継しているようだった。
地震の規模、各地の震度、津波の情報などが流れ、しばらくすると仙台駅前の映像が映された。

(お、映った)

『こちらは仙台駅前です。ご覧頂いていますように、仙台駅前には多くの人が・・・』

と、リポーターがそんなことを言っている最中に、少し強めの余震がきた。
デッキ下にいた人達が、倒壊から逃げるために次々と飛び出してくる。


P1090525.JPG
ワンセグの音声も、その状況に合わせたリポートを展開した。

『え、ただいま強い揺れが発生しました。ペデストリアンデッキの下から次々と人が・・・』

カメラが周囲を見回すように状況を撮影する。
その中に、フルフェイスヘルメットをかぶり、ケータイ画面を見下ろす僕の姿があった。

(・・・あ、テレビに出たことは何度もあるけど、自分が映ってるのを
 その場で自分で鑑賞するのは初めてかな。これはこれで貴重な体験か)

少しの間その状況を楽しんだあとで、ふと考える。

(・・・これも、現実逃避って概念にあてはまるのかなあ。
 津波が来たかもしれないんだよな。地元が崩壊したかもしれないんだよな。
 この実感の無さは、なんなんだろうな。考えてみれば地震発生からここまで、
 特に大変なことになったみたいな感覚は無いんだよな。
 津波が来た状況を実際に目の当たりにしたら、また違ってくるのかなぁ。
 いま、海の近くの人達は、どんな状況になって、どんなことを思いながら
 過ごしてるのかな・・・)

そんなことを、しばらくのあいだ考えていた。

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