世界の中心でマイを叫んだけども

06,02,12公開ー
日記とか、感想とか、考察とか。
ぼそぼそとつぶやくようにもなりました。http://twitter.com/Kuro_ino
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管理人が体験した東日本大震災 2011.3.11 23:55〜
※このシリーズは、当ブログの管理人が東日本大震災に遭遇した際の行動と、
 そのときに考えていたことを出来るだけ詳細に、なおかつ率直に書き綴っていくものです。

 当時の震災をミクロな観点で、ありのままに書き綴っていくため、
 意味が分かりづらかったり、嫌悪したくなるような描写もたびたび登場するかと思います。
 
 物語のようにテーマ性があるワケでも一貫性があるワケでも勧善懲悪というワケでもないので、
 その点だけはご了承いただければと思います。



母親と別れた私は校門の所で足を止めていた。
思考をする。

(それじゃ、これからどうするか。まずは自宅を見に行きたいな。
 懐中電灯とかの類はないけど、どうにか見えないこともなさそうだし。
 行きすがら生存者の捜索もしようか。自宅を確認し終えた後、
 朝までおこなってもいいだろうし。
 ・・・・・・・あ、でも・・・、この状況でまだ生きてる人がいたとして、
 その人を救助することって、本当にその人の幸せに繋がるのかな。
 
たとえば、家も家族も失って、身体的な障害を残して生存した人は
 そのあと生きていても、不幸なだけなんじゃないだろうか。
 それならいっそ、いま死んでしまったほうが幸せなんじゃないのかな。
 が今から捜索にいって、それで誰かを助けられたら、はその人に感謝されるかもしれないけれど、
 後々になったらむしろはその人に恨まれたりするんじゃないだろうか
 『どうしてあのとき助けた。こんな思いをするくらいならいっそ死んでたほうが幸せだった』
 みたいな感じで。うーん。自分だったらそう考える可能性も十分にあるだけに、
 捜索に向かうかどうか悩むなあ

と、数分ほど考え、時計を見る。

そろそろ日付が変わるか。それじゃ、0時ちょうどに出発することにしようかな。
 ・・・・いや、それはやめとこうか。うーん・・・まぁいいや。とりあえず出発しよ

いまひとつ方針が定まらないままに、私は避難所を出て、自宅方面の東へと向かい始めた。

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