世界の中心でマイを叫んだけども

06,02,12公開ー
日記とか、感想とか、考察とか。
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管理人が体験した東日本大震災 2011.3.12 AM4:00前後〜
※このシリーズは、当ブログの管理人が東日本大震災に遭遇した際の行動と、
 そのときに考えていたことを出来るだけ詳細に、なおかつ率直に書き綴っていくものです。

 当時の震災をミクロな観点で、ありのままに書き綴っていくため、
 意味が分かりづらかったり、嫌悪したくなるような描写もたびたび登場するかと思います。
 
 物語のようにテーマ性があるワケでも一貫性があるワケでも勧善懲悪というワケでもないので、
 その点だけはご了承いただければと思います。


(まず瓦礫をどけよっか)

そう考えた僕は、男性の上に積み重なっていた瓦礫の撤去を開始した。
大きな瓦礫は無く、いずれも手作業で簡単の除去できるレベルだったのは助かった。

(もし生きてたら自分で簡単に脱出できただろうから、この人は流されている間に亡くなったのか)

そんなことを考えながら、ものの1分ほどで瓦礫を撤去し終えた。
遺体を観察する。
50〜70ほどの男性。
顔の部分がドロで覆われていたので、付近を流れていた水で洗い、
細かな顔立ちが分かるようにする。
そこまで終えたところで、僕はカメラを取り出した。

(・・・うーん。遺体を撮影するのはどうしても気が引けるなぁ。
 後々のことを考えるとむしろ役立つハズではあるのだけれど・・・)

躊躇いを抱きつつも、フラッシュを焚き、全身像と顔のアップを撮影する。

(もしも遺体をこのまま長期間放置せざるを得ないことになったなら、
 自衛隊や遺族に照会してもらう際の良い証拠になる・・・ハズだけど)

撮影を終えたあとは、遺体を保全する方法を思案する。

(んー・・・このままじゃ最悪、カラスとかに突かれる可能性がある。
 だからシートとかを被せておきたい・・・だけど、そうやって隠しちゃうと、
 自衛隊なんかが捜索に来たとき、遺体を発見しづらい状況にしてしまう可能性がある。
 だから、誰の目にも明らかに【人為的な何か】を感じさせるモノを設置しておく
 必要があるけれど、材料は瓦礫ぐらいしか無い・・・だから・・・)

考えながら、まずはシートとなるものを探す。
ケータイのライトで照らしながら周辺を見ると、ほどなくしてブルーシートが見つかった。
一部が瓦礫の下に挟まっていたが、ズルズルと引き出して使うことにする。
遺体の上におおざっぱに被せ、風などで飛ばないように要所要所に重しを乗せた。

最後に人為的な目印だが、これはブルーシートを探している間に、瓦礫の中にあるモノを見つけて思い付いた。

(このバケツ、これを、地面に刺した木材か何かに、ひっくり返した状態で被せておけば、
 目印にもなりやすいし、明らかに自然ではない状態を表せていいな)

同じく周辺にあった木材を、遺体の付近に突き立てる。
多少の風雨では倒れないように、しっかりと。
そして、その上にバケツをかぽっと被せた。

(うん、まぁ、暫定ではこれで良いだろう)

全部の作業にかかった時間は、およそ10分前後だった。
この日から一週間の間に、計18回もおこなうことになる作業の、それが1回目だった。
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